2023.03.14
一家に一台という選択肢
ブログをご覧の皆さま、太田黑です。
クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、
これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。
皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。
前回の家づくりについてのブログはこちらからご覧いただけます。
さて、お車を所有されている方はご存知かもしれませんが、車を持ち続けていくためには、一体どれぐらい維持費がかかるのか、計算したことがあるでしょうか?
では仮に、車一台当たりの平均金額が300万円で7年毎に車を買い替えると仮定して、計算していってみましょう。
この場合、毎月の車両分割代金は、約35,700円となります。
(無金利で計算しているので、ローンで買う人はさらに金利が加わります。)
そして、車を維持していくためには、この他にガソリン代、保険代、車検代、タイヤやバッテリー交換といったメンテナンス代、自動車税、、、などがかかってきます。
ガソリン代:毎月10,000円
保険代:年間50,000円
車検代:2年毎に100,000円
自動車税:年間34,500円
メンテナンス(積立)代:毎月3,000円
として試算してみると、車両代とは別に毎月約24,200円かかる事になります。
つまり、車を1台所有するには、ざっと毎月約60,000円かかるというわけです。
✔車は1家に1台という選択肢
仮にあなたが住みたい地域が交通の便が悪い場所だとしたら1人1台、車を所有せざるを得ませんが、勤務先まで公共交通機関か自転車で通えそうな場所に暮らそうとお考えなのであれば、1家に1台車を持つという選択肢もあってもいいのではないでしょうか?
利便性が高い場所でクレスとなれば、土地価格も割高になりますし、結果、家づくりの負担も高くなってしまうからです。
例えば、土地の価格が坪25万円の地域だとしたら、車の台数を1台減らすことが出来れば、土地の面積を約5坪減らす事ができ、それだけで125万円土地の負担が減ります。
かつ、その資金をローンでまかなう予定だとしたら、さらにそれにかかる利息を、25万円ほど圧縮することが出来ます。
また、土地の面積が小さくなれば、それほど大きな額ではないかもしれませんが、その分、土地の維持費として掛かり続ける固定資産税も安くなります。
そして、なにより車を1台にしたことによって浮いたお金を、老後や教育のための貯蓄に回すことが出来ます。
✔毎月の固定費を減らす1つの選択肢
今後は1つの会社でずっと勤められる可能性も低くなるし、1つの仕事をずっと続けられる可能性も低くなります。
つまり、昇給も当たり前じゃなくなれば、手厚い退職金も当たり前じゃなくなるというわけです。
また、会社や職種が変われば給料はリセットされるし、むしろ今よりも下がる可能性すらあります。
かつ、そんな中でも高齢化社会の影響を受けて社会保険料や税金が上がり続けていくため、手取りが減り、さらに厳しくなるかもしれません。その上、コロナ対策で財政出動したお金を回収するために確実に増税がやってくるでしょうしね。
それゆえ、これらを織り込んだ上で、これからの暮らしを設計していかないといけません。
そして、そのために出来るだけ固定費を減らすことが必要不可欠だと思います。
仮に、車を1家に1台にし、固定費を毎月6万円削ることが出来たとしたら?
かつ、土地や家の予算を圧縮することで、600万円削ることが出来、ローン返済を毎月2万円削ることが出来たとしたら?
あなたの家計の負担は大きく減り、心にゆとりを持ちながら仕事をし、不安を緩和しながら日々暮らしていくことが出来るのではないでしょうか?
そして、子供たちや自分たちの老後のために貯蓄していくことが出来るのではないでしょうか?
これはあくまで1つの考え方ですし、この考え方を強要するつもりもないのですが、これもまた一つの選択肢ではあるので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。