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2022.04.29

理想を取るか、現実を取るか

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回のブログはこちらからご覧いただけます。

ひかげとひなたの使い方

家はあなたの家族を守る資産になり、心に豊かさをもたらしてくれます。

とはいえ、大切なことは、家を持つか?持たないか?ということよりも、

どのように持つのか?ということです。

持ち方を間違えてしまうと、ただ生活していくだけで精一杯で、子ども達の進学や自分たちの老後への備えが出来なくなるのはもちろん、それに加え、車の持ち方まで間違えてしまうと、日々の生活でさえも苦しくなってしまいます。

 

例えば、土地に1,000万円、家に2,000万円、庭に200万円、その他経費に300万円、合計で3,500万円かかるとしたら、あなたに頭金が全く無かった場合、毎月の返済金額は35年返済にしても92,000円~105,000円という金額となります。

(92,000円は金利安めの変動、105,000円は金利高めの固定です。)

そして、これに加え、家を持ったからには、

年間100,000円程度の固定資産税、20,000円の火災保険、120,000円程度の修繕積立金(これは任意)が必要になってきます。

また、家電も定期的に買い替えなどを行うと想定し、その為の積立をするとなれば、年間120,000万円程度。

つまり、これらを月ベースに直してみるとローン以外に30,000円が必要だということです。

現在の家賃が70,000円だとしたら、+52,000~65,000円も負担がかかってしまっても大丈夫なのか、、、考えなければなりません。

✔共働きだから大丈夫という落とし穴

普通に考えれば、これだけの負担増は、相当厳しいはずですが、なぜか多くの方がこんなバランスが悪い予算設定のまま家づくりをしてしまいます。

その理由が、「共働きだからいけるんじゃないか?」と想定し、住宅会社から、「これくらいないと家は建てれません」と言われたからなのか、周りの人達がこれぐらいと言っていたからなのかは、わかりませんが、、、

しかし、たとえ収入合計をすれば銀行から資金調達できるとしても、このような家の買い方は、あまりおすすめではありません。

✔保険と家の費用を見直す必要性

家づくりをするタイミングで保険を見直すことをオススメしています。

また、それと同時に家づくりの予算も少しでも抑えるべきだと思います。

イメージとしては、保険を1~2万円減、家を2~3万円減。これらを行っていく上で、先ほどお伝えした家の維持管理費用を捻出するといった感じでしょうか。

住宅ローンは、毎月返済を2~3万円圧縮した範囲で借りるべきだと思っております。

簡単に試算すると、2,500万円~2,800万円という事ですね。

となると、家づくりの資金を合計700万円~1,000万円圧縮するか、あるいは少しでも多く自己資金を入れていただくことで、銀行からの借入をここまで減らしていただかなくてはいません。

✔これで家づくりができるのか

もし、あなたが自己資金が無かった場合、家づくりにかける予算を頑張って圧縮しないといけないとして、、、

実は、そのための知識さえ持っていれば、この予算で家づくりをすることができます。

土地の予算を合理的に減らす方法や、家の予算を合理的に減らす方法。そして、庭の予算を合理的に減らす方法です。

もちろん、それは、あなたの暮らしを貧しくするものではありません。

むしろ、お金を無駄にかけた人よりも、ずっと豊かな暮らしをすることができるでしょう。

そして、経済的な不安も大きく緩和され、経済的な安定とともに精神的な安定も手に入れつつ、暮らしていくことができるでしょう。

ということで、あかなが家を持ちながらも、これから先ずっと不安なく暮らしていきたいとお考えなら、今回ブログとこれから発信するブログの内容を参考にして頂ければと思っております。

きっと、家づくりのヒントになるはずですよ。

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