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2024.03.16

家づくりのよくある失敗について

ブログをご覧の皆様、こんにちは!太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回の家づくりについてのブログはこちらからご覧いただけます。

目に見えるお金と見えないお金

家は一生に一回しか建てないものですし、年齢や状況に応じて住み方も変化するので、どれだけ熟考して建てたとしても、何かしら後から「こうしておけば良かった」とか「あーしておけば良かった」といった後悔が出てくるものです。

しかし、そんな中でも私が絶対にあってはいけないと思うことが、金銭的なミスによる後悔です。

家の返済は、家計の中で最も長期で大きな固定費となるため、ミスってしまうと長期に渡ってダメージを喰らい続けてしまうからです。

具体的には、貯蓄や投資が出来なくなってしまうことで、子供の進学の選択肢を狭めてしまう、家のメンテが出来なくなってしまう、老後貧乏に陥ってしまう、ずっと不安を抱えながら暮らしていくことになる、という感じでしょうか・・・

さて、今回は取り返しがつかない家づくりの失策をしないために、知っておいていただきたいことについてお伝えしていきたいと思います。

では、そういった状況を引き起こす一番の原因は一番何なのでしょうか?

それは、

「真っ先に土地を探してしまうこと」

です。つまり資金計画によって使っていい土地の予算をまだ出してないにもかかわらず、先に土地を探しちゃうってことですね。これをやっちゃうと、まーほぼ確実に土地にこんもりと予算をつぎ込んじゃいます。

例えば、無理なく毎月払っていけそうな金額が7万円だとしたら、35年でローンを組んだ場合借りられる金額は2500万円になります。

そして、これに自己資金を足した金額が家づくりの総予算になるので、仮に自己資金が500万円あったとしたら、総予算は3000万円ってことになりますよね?

でも、じゃあ3000万円を丸々土地と家につぎ込めるかっていうとそんなことはなく、家を持つためにはいろんな経費がかかってくるので、ここからこれらを差し引くと、大体2750万円ぐらいが土地、家、庭にかけられる予算ってことになるんですよね。

で、ここで家と庭に2000万円ぐらいはかかりそうだなーと仮定すると、土地にかけられる予算は750万円ってことになるのですが、実は、土地を買う場合、さらにいろんな経費がかかってくるので、この場合、土地にかけられる実質予算は、650万円〜700万円ってことになります。

つまり、ホントは、650万円〜700万円ぐらいで土地を探さないといけないってことですね。

なのに、そんなことも分からないまま土地を探してしまうと、とんでもない金額の土地を買ってきてしまいます。

仮に、土地代だけで1200万円もする土地を買ってきてしまったら一体どうなるでしょうか?

この場合、600万円ぐらい家づくりの予算が上がってしまいますよね?

となると、ざっと毎月2万円ほど、返済金額が上がってしまいます。

あるいは、それがキツイ場合、毎月の負担を落とすためだけに、金利が安い変動金利を選んでしまいます。

そして、後々金利が上がり一気に返済金額が増え、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。

いずれの場合も、たちどころにやっていけなくなるようなレベルではないものの、確実に、ずっと先行きに不安を抱えながら暮らすことになってしまいます。

なので、家を建てようと思った時、いきなりから土地探しを始めないように気をつけてくださいね。

まずは「資金計画」から始める。これを肝に銘じておいてください!

それでは、、、

(追伸)

でも、資金計画のやり方を間違えちゃうと結局一緒なので、この点にも注意してくださいね!

予算を増やそうとする資金計画には要注意です!!

 

 

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