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2024.03.25

住宅ローンの経費について

ブログをご覧の皆様、こんにちは!太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回の家づくりについてのブログはこちらからご覧いただけます。

家づくりのよくある失敗について

住宅ローンには「変動金利」と「固定金利」がありますが、いずれかを選ぶかによって、最初にかかる手数料が大きく異なります。

また、「固定金利」の中には住宅金融支援機構の「フラット35」という商品があるのですが、この商品と銀行の固定金利商品とでは経費の見方が異なるので、その点も注意しながら資金計画をしないといけません。

さて今回は、「変動金利」と「固定金利」では異なる【住宅ローン経費】について、お伝えしていきたいと思います。

・変動金利を選ぶ場合

最初にかかる手数料は、保証会社に支払う事務手数料と、ローンの契約書(金銭消費貸借契約書)に貼る収入印紙代。だけです。

(保証料という経費も掛かるのですが、基本、この費用は金利に上乗せとなります。)

➜つまり、税別で3~5万円ぐらいの保証会社事務手数料と、2万円の収入印紙代がかかる。ということです。

・固定金利を選ぶ場合

保証会社事務手数料と収入印紙代に加えて税別で借り入れ金額の2%の融資手数料がかかるようになります。

(銀行によって多少の差異はあります)

➜つまり、固定金利を選ぶ場合は、変動金利よりも余分に経費がかかるので、その分、土地や家にかける予算を減らすか、あるいは、家づくりの総予算を増やすか、のいずれかを選択しなければいけません。

あくまで、銀行で住宅ローンを借りようとお考えの方は、ここまで知っておいていただければ十分だと思います。

補足としては、銀行で住宅ローンを借りる場合は最初に融資を実行した時から利息の支払いが発生するので、家が完成するまでは、家賃の支払いと利息の支払いが重なるということも理解しておいてください。

✔フラット35の必要経費

ではここから、「フラット35」で必要となる経費についてお伝えしていきます。

まず、フラット35の場合、「融資手数料」と「収入印紙代」は必要になりますが、保証会社にまつわる経費が一切かかりません。

つまり、保証会社事務手数料も必要なければ、金利に上乗せとなる保証料も必要ないということです。

ただ、フラット35の場合、これらとは別に、「つなぎ融資の手数料」と「つなぎ融資の金利」という経費がかかることになります。

というのも、フラット35の場合、住宅金利支援機構から融資が実行されるのが、家が完成してからとなる為、それまでに必要となる費用は、

「土地代」「着工金」「中間金」です。

窓口となる金融機関が立替融資するようになっているからです。

 

この結果、「フラット35」の場合は、銀行でお金を借りた時のように、

家賃を支払いながら利息を支払う。

という必要はなくなるのですが、

つなぎ融資の手数料と金利の合計金額を、フラット35の融資実行時に(家が完成した時に)まとめて差し引かれるようになるので、これらも他の経費と共に、

予算計上しておく必要があるんですよね。

そこそこの費用が必要となるので、(おおよそ、25万円から35万円ぐらい・・・)

資金計画の時にこの経費を計上し忘れると、後から予算が狂って大変なことになってしまいますからね。

なので、「フラット35」を選ぶ場合はこの経費を忘れず予算計上していただければと思います。

そして、家づくりの経費は、1つ1つの項目が、それなりに大きな金額となるので見落としがないように、細心の注意を払いながら資金計画をしてください。

(追伸)

「フラット35」を選ぶ場合は、融資手数料と金利が、金融機関によってけっこう違いがあるので、この2つの数字を比較しながら選ぶようにするのがポイントです!

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