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2024.01.29

見るべき土地のポイント(お金編)

ブログをご覧の皆様、こんにちは!太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回の家づくりについてのブログはこちらからご覧いただけます。

固定金利でやってしまいがちな失敗

さて今回は、土地を見る時に注意すべき点についてお伝えしたいと思います。

同じ地域でも、不動産屋さんが新たに造成した分譲地と、そうじゃない土地では、幾分、価格に開きがあります。

もちろん、新規分譲地の方が、割高に設定されているわけですが、その理由は家を建てる際に必要な分が全て整っているからです。

例えば新規分譲地の場合、敷地が接する前面道路は市の認定となっているのが当たり前ですが、

そうじゃない土地の場合、前面道路が必ずしも市の認定道路になっているとは限りません。

また、新規分譲地の場合、隣との境界が明確になっているのが当たり前ですが、

そうじゃない土地の場合、境界が不明確なこともあれば、境界そのものが存在してないこともあるし、仮に境界壁があったとしても、構造が悪い場合(傾いている場合)は、一旦壊して新たにつくらないといけない場合もあります。

そして、境界の工事をするとなれば、それなりに高額な費用が発生することになります。

(境界が不明確な場合は、売主側の負担で境界確定をした上で、買主に引き渡すのが一般的なので、費用が発生することは基本ありません)

さらに、新規分譲地の場合、給排水のことを心配する必要も一切ありませんが、そうじゃない土地の場合、水道が敷地に引き込まれていないこともあれば、仮に引き込まれていたとしても、水道管の太さが現在の基準に満ちてないこともあります。

そして、そうなれば、前面道路から水道を敷地に引き込む工事が必要になるため、そのための工事費用が別途で発生することになります。

また、最悪なのは、前面道路に水道管がない場合や、あったとしても分岐してはいけない場合です。

この場合、より遠くにある水道管から水道を引っ張ってこないといけないのですが、そうなれば、その工事に桁違いの費用が必要になることがあり、せっかく土地を安く買えたとしても、かえって割高になってしまうことも決して珍しいことではありません。

排水に関しても、新規分譲地の場合は何の心配もする必要がありませんが、そうじゃない土地の場合、購入前にチェックしておく必要があります。

というのも、排水先がなければそもそも家を建てることが出来ないし、あったとしても、水利組合が管理している水路に流すとなれば、維持管理のための費用が発生するし、また、道路をまたいで排水を流すとなれば、工事費用が割り増しになったりするからです。

このように境界や給排水のことは、新規分譲地の場合、全く心配することはありませんが、そうじゃない土地の場合は整っていないこともあるので、事前に調べておく必要があるし、かつ、工事が発生するのであれば、その概算金額も把握しておく必要があります。

そうしないと、かえって高い買い物になってしまう可能性だって、充分あり得る話だからです。

ということで、土地を選ぶ際は、ただ単に土地の価格だけを見て判断するのではなく、それに付随して発生しそうな工事と、その金額も考慮しながら判断していただければと思います。

とはいえ、それでもこういった土地は、新規分譲地よりも割安で手に入れやすいのは確かなので、個人的にはオススメなんですけどね!

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