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2023.04.28

庭について考える

ブログをご覧の皆さま、太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回の家づくりについてのブログはこちらからご覧いただけます。

2035年問題と家づくり

家を建てるんだったら、小さくてもいいから絶対にお庭が欲しい!って思いませんか?

お庭があれば、自然を感じることができますし、子どもたちを思いっきり遊ばせることや、家族でにぎやかにBBQやコーヒータイムなど楽しめそうですしね。

このように、「暮らしの質を高めるカギを握っている。」と言っても過言ではないお庭ですが、気を付けなければならないことが「コスト」です。

想像している以上に工事費用が高いからです。

通説としては、50坪の土地でも150万円~200万円くらいはかかるってとこでしょうか。

つまり、一般的には概ね土地の坪数×3~4万円くらいはかかってしまうのですが、、、、

ここからは、そうなってしまう理由についてお伝えしていきたいと思います。

✔理由①:防犯を強化しなくてはならないから

まず1つ目の理由がこれです。

ほとんどの家が外から家の中が丸見えで、ほとんどの家が窓を見ただけで、間取りが想像ついてしまうからです。

それゆえ、隣との境界にガッツリ塀を立てなくてはいけなくなります。

また、外からの視線を遮断できるように、目隠しや植栽をしなくてはいけなくなります。

✔理由②:家を引き立てないといけないから

2つ目の理由がこれです。

窓がたくさんある一般的なお家は、庭の装飾にそれなりに手を加えないと垢抜けしないカッコ悪い家になるからです。

それゆえ、塀をウッドフェンスにすることで、オシャレさを演出したりだとか、玄関までのアプローチにこだわりつつオシャレな門柱をつくるだとか、ウッドデッキの向こうに芝生を敷き詰めたりとか、とにかくお金をかけて工夫せざるを得ない。というわけです。

✔理由③:土地が余り過ぎるから

3つ目の理由がこれです。

庭を広く使いたいからなのか、土地の広さに関係なく2階建てを建ててしまうケースが多く、敷地に余白をつくり過ぎるのも、お庭にかかる費用が高くなる原因となります。

また、むやみやたらと広い土地を買ってしまうのも、堀の距離が長くなるとともに工事面積も広げてしまうため、庭代を高くする大きな原因となります。

✔この3つの解決が庭代を安くする!

以上の3つが理由から、庭代が高くなってしまうのですが、逆に言うと以上の3つの問題を解決すれば庭代を安く抑えることができます。

つまり、堀に頼らなくても、また目隠しや植栽に頼らなくても防犯性が高い家にしつつ、引き立てる必要がないぐらい家そのものをカッコよく仕上げる。

そして、余白が出来ないような広い土地は買わず、かつ、敷地に余白を残さないように家を建てる。ということです。

この3つの問題を解決しつつ、プライバシーが確保された庭をつくることができれば、庭代を坪1万円ぐらいまで抑えることができます。

つまり100万円~150万円ほど抑えられるというわけですね。

結構バカにできない金額だと思いませんか?

ということで、庭の工事費用は土地の選び方や家の建て方によって大きく違ってくるということも、頭の片隅に置きながら家づくりをしていただければと思います。

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