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2023.04.13

2035年問題と家づくり

ブログをご覧の皆さま、太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回の家づくりについてのブログはこちらからご覧いただけます。

表と裏を使い分ける

2025年になると、団塊の世代が全て後期高齢者となり、75歳以上の人口が全人口の5分の1になるといわれています。

結果、今後さらに税や私たちの社会保険の負担が上がっていくことになるのですが、問題はこれだけにとどまらず、この先さらなる問題が起こるといわれています。

さて今回は、大佐綱未来の話をしていきたいと思います。

今から12年後の2035年あたりは、実は団塊の世代の方たちが集中して他界するのではないかと言われている時期です。

そしてそうなると、私たちの世代は親の財産を相続することになるのですが、仮に、相続財産が相続税の控除を納めなければいけなくなります。

では、仮に、皆さんが現金や有価証券の他、土地や建物も相続することになり、相続税を支払わなければいけなくなったとして、とてもじゃないですが、相続したげんきんや貯蓄だけでは相続税を支払えないとしたら、みなさんならどうしますか?

シンプルに困りますよね?

すぐに売れるような不動産ならまだしも、不動産はそう簡単に売れるものでもありませんからね。

結果、多くの方が、相続税を払えず相続放棄せざるを得なくなり、たくさんの不動産が市場にあふれ、飽和状態になり、不動産価格が崩れるだろうと言われているんですよね。

あるいは、相続放棄しないとなれば、そして自分自身が土地を買って家を建てているとしたら、住むわけにもいかない不動産まで所有することになるので、維持管理に手間がかかると同時に、固定資産税の負担が莫大に増えてしまいます。

そんなこんなで、、、、

✔実家の土地に家を建てるという選択肢

というのは、かなり現実的な選択肢ではないでしょうか?と、思っています。

土地を買って家を建てるとなれば、場所や広さによっては1,000万円以上かかり、これをローンでまかなうとしたら、毎月の負担が3万円も上がってしまうことになるのに対し、実家の余っている土地や場所に、家を建てることができるとしたら、この3万円という負担を抑えることができ、このお金を貯蓄に回すこともできます。

また、実家の土地に建てるとなれば、土地の固定持参税を親御さんが払ってくれるかもしれないし、子供の面倒も見てもらいやすいし、そしたら保育料も浮きますし、家計を協力し合えば、食費や雑費なども結構節約できるかもしれないし、新たに土地を購入しなかった事で将来、維持管理しなければいけない不動産も減ります。

つまり、もっと貯蓄ができるかもしれない。というわけですね。

もちろん、家庭の事情がありますので、決してこの考えを無理強いはしませんが、仮にいずれかの実家の土地が開いてるとしたら、それを使うという選択肢も持ち、資金面と照らし合わせながら家づくりの計画を立てることも検討していただければと思います。

とはいえ、土地を買わなくて良くなった分、家の予算を上げてしまって結局貯蓄する余裕がなくなってしまったのでは、何をやっているのやら・・・となってしまいますので、たとえ土地を買わない場合でも家の予算はシビアに考えていただければと思います。

 

 

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