2022.12.20
未来に備えた家づくり
ブログをご覧の皆さま、太田黑です。
クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、
これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。
皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。
前回のブログはこちらからご覧いただけます。
近年、石炭、石油、天然ガスといった化学燃料の使用増加にともなって、二酸化炭素の排出が急速に増加し、海がその熱をひたすら吸収し続け、海水温の大幅な上昇を引き起こしている。と言われています。
これが、大型台風の発生や台風頻度の増加、そして、様々な異常気象の発生原因となっています。
また、環境省の予測によると、2100年には夏の気温が軽く40℃を越し、台風の速度が最大90mにまで上がるとの事なのですが、
私達が生きている30年後の2050年でさえも、現在より気温が1.5℃も上昇するようです。
それゆえ、私達は可能な限り、二酸化炭素の排出が抑えられる家づくりをすると同時に、これから起こりうる災害に備えた家づくりをしなければいけません。
では、具体的にどのような家づくりをすればいいのでしょうか?
✔耐震性の正しい理解
家は、地震によってのみ揺れるのではなく、トラックやトレーラーといった大型車両が家の前を通った時や、台風の時のような強風時にも揺れます。
そして、これら1つ1つの積み重ねによって、金物が緩みその制度が劣化する事で、大きな地震が発生した時に耐えられなくなってしまう事もあります。
ましてや、ここ最近強烈な風速をともなった大型台風が当たり前となり、しかも発生頻度も高くなっていることから、地理的条件や環境に合わせて、なるべく強風の影響を受けにくい家にすることが何より大切なのではないでしょうか?
ただ単に耐震等級を高めるだけではなく。
✔風に抵抗を受けにくい家とは?
もちろん、土地の広さによりますが、環境的な観点からみても、家は平屋がベストです。
背が低い為、そもそも風の抵抗を受けにくいし、上からの荷重もない為、風の抵抗を受けてもそれほど揺れないからです。
また、トラックやトレーラーが通った時も、重心が低くドシっとしている事から、通ったかどうかもわからないぐらい、その振動の影響を受けないからです。
ただ、平屋で最も難点となるのがコストの問題です。
家を小さくしなければ、単純にコストが高くなってしまうだけだし、土地も広げないといけないとしたら、土地のコストまで高くなってしまいます。
その上、家や土地の面積が広がってしまうと、いずれの固定資産税までも高くなってしまいますしね。
それゆえ、コスト面にも配慮した間取りづくりやデザイン提案が平屋づくりには欠かせない大切な要素となります。
しかし、コスト面をクリアすることで無理のない返済計画を実現し、豊かな未来を描くことができれば、間違いなく平屋が最も望ましい家だと思います。
温室効果ガス排出削減への寄与度も、2階建ての家よりも高くなりそうですしね。
という事で、次回はより温室効果ガス排出が削減できる家について、お伝えしていきたいと思います。