2022.10.07
今と、ちょっと先と、ずっと先と
ブログをご覧の皆さま、太田黑です。
クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、
これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。
皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。
前回のブログはこちらからご覧いただけます。
家づくりをする時に、よく考えていただきたい部屋が「子ども部屋」です。
というのも、子ども部屋をどう考えるのか?
そして、どうつくるかによって、家のコストが全く違ってくるからです。
それゆえ、当たり前のように、子ども部屋を2階につくったり、1人に1部屋つくったり、6帖でつくろうとせず、コストの面や将来のことまで考えてつくるようにしていただければと思います。
今回は「子ども部屋の場所、数、広さ」について1つ1つ紐解いていってみますね。
例えば、当たり前のように子ども部屋を2階につくるとなれば、1階には客間とプレイルームを兼ねた部屋が、リビングとは別で必要になります。
子ども達が小さいうちは、2階にある子ども部屋を使わないからです。
結果、その余分な部屋の為に、150万円~200万円ものコストがかかる事になります。
しかし、子ども部屋を1階につくれば、この余分な部屋をつくる必要がありません。
そもそも、自分の部屋をプレイルームとして使えばいいですし、親御さんが泊りに来た際は、子ども部屋で寝てもらえばいいですし、まだ小さい子ども達は親と一緒に寝ているわけですし。
また、子ども部屋の数が1人や2人なら、1人1部屋つくっても問題ありませんが、それ以上の場合、1人1部屋つくるとなると、コストが上がってしまうのはもちろん、将来持て余すようになりますよね?
子ども達は高い確率で、家から出ていくからです。
それゆえ、単純に人数分子ども部屋をつくるという選択をするのではなく、子ども達の年齢や性別なども踏まえつつ、かつ、やがて出ていくことも想定しつつ、どのように子ども部屋をつくるのかを考えなければなりません。
もちろん、予算的に問題はないのであれば、減らす必要はないんですけどね。
次に、子ども部屋の広さについては、いかがでしょうか?
やはり、最低でも6帖は必要だとお考えでしょうか?
広さを考える時は、「その部屋に何を置くのか」を考えていただくことをオススメしています。
仮に子ども部屋に置くものが、一般サイズのシングルベッドと、勉強机だけだとしたら、その部屋は4.5帖もあれば充分です。
4.5帖は縦横それぞれ2.6mずつあり、そのスペースには、シングルベッドと勉強机を置いても、まだ、充分なスペースがあるからです。
広くつくったことにより、部屋にできた余白スペースに、家具や棚を置くようになれば、さらなる出費を生み出してしまうとともに、部屋に閉じこもりやすくもなってしまいそうですしね。
いかがですか?
家を建てるという事は、イコール子ども達の為でもあります。
だからこそ、もっとしてあげたいという気持ちになるのもわかります。
しかし、そうすることによって、家の予算が増えてしまい、結果、日々の暮らしに影響が出たりだとか、子ども達の進路やあなた自身の老後に影響が出てしまうとしたら、本末転倒になってしまいます。
ですから、予算と照らし合わせながら、出来るだけ省けるものは省きながら、家づくりをしていただければと思います。