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2022.09.09

平屋が2階建より安くなる理由

ブログをご覧の皆さま、太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回のブログはこちらからご覧いただけます。

コストをかけるところとかけないところ

 

土地の広さや日照条件に問題さえなければ、建てる家は平屋をオススメしているのですが、、、、

その理由の一つが「コスト」面です。

ワンフロアで暮らすことができる事から、無駄を省くことがしやすく、結果、その分のコストを削減することができるからです。

さて、一般的に平屋は高いと思われており、実際、2階建よりも割高になるので、多くの方が平屋という選択肢を外してしまうのですが、2階建にはなくてはならないものを省くことができるのも平屋なので、結局はそう高いわけではありません。

例えば、2階建では、絶対に階段が必要になりますが、平屋には階段は必要ではありません。

そして、これだけで面積が2坪違ってくることになります。(1、2階それぞれ2帖(1坪)づつ)

また、2階建の場合、寝室や子ども部屋を2階につくりますので、そうなれば、2階にもトイレが必要になります。

そして、それからの部屋に行くために、階段を上がりきったところから廊下が必要になります。

この廊下は、3~4帖ほど必要になります。

その点、平屋にすれば、この廊下を無くすことができます。

もちろん、廊下を無くすように間取りを考えないといけないのですが、仮にこの廊下を無くすことができれば、更に3~4帖減らすことができるし、2階のトイレも必要ありません。

そして、これらを全て合わせただけでも、8帖分(4坪)前後、家を小さくすることができ、その分コストを省くことができます。

✔平屋が2階建より安くなる理由

しかし、まだこれだけでは、平屋が2階建より安くなることはありません。

仮に坪単価が10万円違うとしたら、、、、

2階建て=35坪×60万円=2,100万円

平屋=31坪×70万円=2,170万円

という感じになります。

それゆえに、ここからもう一段階掘り下げていく必要があります。

 

例えば、客間やキッズスペースとしてつくる部屋を、なくすという考え方です。

平屋では、子ども部屋が1階にあるので、子ども部屋を客間やキッズスペースを兼ねて使えるからです。

仮に、この部屋が6帖(3坪)だとしたら、

31坪-3坪=28坪 28坪×70万円=1,960万円となります。

2階建てより安く建てられることになります。

また、この部屋を無くさずとも、10帖ぐらい欲しいかなと思っていた寝室を6帖にすれば、

この場合も2階建より安く建てる事ができます。

10帖-6帖=4帖(2坪)

31坪-2坪=29坪 29坪×70万円=2,030万円

という感じになります。

 

客間も必要。寝室も10帖必要。となった場合でも、6帖で作ろうと思っていた子ども部屋を4.5帖で作るようにすれば、2階建てより安く建てる事ができます。

6帖-4.5帖=1.5帖 1.5帖×2室=3帖(1.5坪)

31坪-1.5坪=29.5坪 29.5坪×70万円=2,065万円

といった感じになります。

いかがでしょうか?

いくつか家を小さくする方法をお伝えさせていただきましたが、これらを選択したことで皆さんの暮らしの質は落ちてしまいそうですか?

また、これらを部分的にではなく全て選択した場合、暮らしの質は落ちてしまいそうでしょうか?

 

ちなみに、これらを全て選択した場合、

31坪-3坪-2坪-1.5坪=24.5坪となり、これに70万円をかけると、1,715万円になるのですが、2階建てよりも安く建てられるどころか、むしろ大幅に安くすることができます。

家が小さくなることで、坪単価が上がってしまい、仮に75万円になったとしても

24.5坪×75万円=1837.5万円なので、それでもだいぶ安く建てられることになります。

 

「考え方次第で、コストは大きく違ってくる」ということを頭に入れていただきつつ、

無理のない予算で家づくりをしていただければと思います。

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