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2022.06.09

家を持つということ

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回のブログはこちらからご覧いただけます。

広い土地の「なるほど!」な欠点

「家賃を払うぐらいなら早く家を建てた方がいい」

と、巷ではよく言われています。

家を持てば資産になりますし、過去最低基準の低金利が続いておりますので、

その理屈はごもっともなことなのですが、かといって、果たしてみんながみんな若いうちから家を持つことが正解なのでしょうか?

 

例えば、賃貸住宅は、家賃だけを支払っていればいいのですが、

自分の家を持つとなると、ローン返済だけをしていればいいわけではありません。

土地や建物という固定資産税を所有したことによって税金を市町村に支払わなければいけません。

50~60年住み続けていくために、定期的に外壁塗装や修繕などをしなければなりません。そのための費用を計画的に積み立てていく必要があります。

単純に家賃と比べるのではなく、こういった費用も含めた上で、どちらの選択をするのかを検討する必要があります。

家を持つという選択をするならば、この維持費用がずっと掛かり続ける事を理解しておかないといけません。

また、子どもが小さいうちに家を建てるとなれば、学校を中心に考えて土地を考える為、土地代も高くなりやすいですし、

住む家族の最大人数を想定して間取りをつくらなければならない為、家の価格も高くなります。

つまり、必然的に家づくりの費用が全体的に割高になりやすい為、ローン返済の負担が大きくなり結果的に、貯蓄ができなくなってしまう原因になりかねない、、、というわけですね。

しかも、子ども達はいつまでも学校に通うわけではないですし、いつまでも家にいるわけではない。といったことも踏まえて予算をなるべく抑えられるように土地選びをし、間取を考える必要があります。

✔とにかく貯蓄を優先すること

最も良くないパターンは、貯蓄が全くできないような予算で家を建ててしまう事。

こんな状況になってしまうならば、100%家なんて建てない方がマシと思われます。

貯蓄するゆとりがない壊滅状態で家なんて建ててしまったら、倒産や解雇、減給といった不測の事態が起こった時に、たちまち家を手放すことになりかねないからです。

また、これから先は税や社会保障費の負担増によって可処分所得が下がっていくからです。

充分な貯蓄がない若いうちから家を持つとするなら、家を持ちながら貯蓄していけるように、ゆとりを持たせながら家づくりをして下さい。

たとえば、利便性が良い土地を買うなら、車を1人1台持つのではなく、1家に1台にするという選択肢があります。

これだけで、毎月の負担が5万円程度減るので、その分貯蓄に回せます。

また、やがて子ども達は出ていくわけなので、子ども部屋の広さや部屋数を最小限にするという選択肢を持つことも非常に大切なことではないでしょうか?

家の価格は、単純に面積に連動するわけですからね。

土地の広さに関しても、家と同様です。

立地にもよりますが、単純に土地面積が大きくなれば、土地価格も高くなってしまいますからね。

 

ということで、結論といたしましては、充分な貯蓄をしながら家を持つことができそうならば、なるべく早く家を持つということはいいことだと思うので、きちんとしたライフプランをした上で、予算の計画を立ててもらえたらと思います。

 

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