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2024.07.19

間取りとコストの相関関係

ブログをご覧の皆様、こんにちは!太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回の家づくりについてのブログはこちらからご覧いただけます。

「土地がある」にも種類がある

何に重きを置いて家づくりをするのかと、それを実現するための手段は「十人十色」だと思いますが、住宅会社もまた何に重きを置いて家づくりをしているのかと、それを実現するための手段は「十社十色」です。

例えば、耐震に関する考え方一つをとっても、耐震性をよくするということは、共通言語ではあるものの、それを実現するための手段は会社によって異なります。

また、快適な家をつくるということも、共通言語ではあるものの、それを実現するための手段は会社によって異なります。

ということで今回は、弊社の家づくりに対する考え方をダイジェスト的にお伝えしていきたいと思います。

まず、耐震に対する考え方としては、「平屋」にすることをオススメしています。

平屋にすれば上からの荷重が減り、台風などの強風に打たれた時、トラックなどの重量車両が通った時、大きな地震が起こった時、これら全ての振動による劣化を軽減出来るからです。

耐震等級3の取得時も、2階建てのように間取りに制約が出にくいため、自由な間取りを実現しやすいというメリットもありますしね。

快適性に関しては、「温熱環境」「プライバシー」「防犯性」「家事負担軽減」の4つが重要なポイントとなりますが、その全てを間取りで解決するのが弊社の基本的なスタンスです。

間取りで解決することが、最も予算を抑えられる手段だからです。

「温熱環境」に関しては、いい断熱材を使いつつも空気の流れを遮断する廊下をほぼなくすこと、そして、部屋数や部屋の広さを見直すことで家をコンパクトにし、冷暖房効率を高めるようにしています。

かつ、快適性を劣化させないために、窓が減らせるような間取りづくりをしています。

窓がたくさんあると一見明るく開放的な家になるような気がしますが、実際のところは、家の壁が減るため耐震性は劣化するし、断熱性能も悪くなってしまうからです。

というわけで、最小限の窓で家全体に光が届けられるようにカーテンが必要のない窓と間取りづくりをすることによって家の快適性を最大限に高めているというわけです。

プライバシー性の強化という点においても、です。

家が小さくなれば家の価格は安くなるし、窓が少なくなれば家の価格は安くなるし、カーテンがいらなければ家の価格は安くなるので、コスト面でもメリットがありますしね。

防犯性に関しても、間取りで解決することが出来れば、その分、余分な出費が必要なくなります。

外から見ただけで、間取りが分かる家にしなければ、そもそも泥棒から狙われにくくなるし、防犯対策のために、シャッターや目隠しや植栽をする必要がなくなるし、セコムやアルソックなどのセキュリティー対策をする必要もなくなるからです。

家事負担の軽減に関しても、間取りでその多くを解決することが出来ます。

例えば、寝室と子供部屋を2階につくれば、自ずとリビングに荷物が集中し片付けにくい家になってしまいますが、平屋を基本とすれば、自ずとみんなが自分の荷物を自分の部屋に持って行きやすくなります。

また、収納は離れた場所にあるよりも近くにある方が使い勝手がいいと思いますが、2階にたくさん収納をつくるより、1階にたくさん収納があった方が、圧倒的に片付けやすいのも明白なことです。

洗濯物を干しに行くにしても、わざわざ2階に干しに行くよりは、そのまま数歩歩いただけで干せた方が、圧倒的に楽チンだとは思いませんか?その方が取り込みや片付けするにしても、圧倒的に楽チンなはずですしね。

このように弊社では、長く住み続けていくことになるお家を、より生活に密着した視点で間取りを考えることによって、余分な出費を増やさないようにしつつ、家づくりをするようにしています。

そして、この話は、家のイニシャルコストだけじゃなく、後々のランニングコストにも影響してくるので、次回は間取りとコストの相関関係「ランニングコスト編」についてお伝えしていきたいと思います。

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