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2022.03.14

100坪もあるのになぜ2階建??

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回のブログはこちらからご覧いただけます。

日当たりが悪い土地ほど居心地がいい!?

下の図のように家を建てようと思っている土地の

南側に3階建ての家が建っており、敷地の一番北まで日陰になってしまうとしたら、

どのような家にすればいいのでしょうか?

もちろん、この答えは建築地の広さによって異なりますが、、、

仮に、この建築地が100坪だとしたら、あなたなら一体どのような家が建つと想像されますか?

この土地は幸いなことに、

3階建の影響を受ける部分のほとんどが、駐車場として使う部分になります。

また、家を建てる部分の南側に建っているお家は平屋の為、

そもそも、それほど日照を心配する必要がないんです。

その結果、平屋のお家を建てるのが、最も妥当な選択になります。

 

もちろん、平屋を建てるとなると、3階建の陰になる場所もできてしまいますし、

3階部分から、見下ろされる事も想定した上で、間取りを考えなければなりません。

また、西日を遮断しながら採光を確保する必要があるので、

それらを織り込みつつ、間取りを考えていかなくてはいけません。

更にその土地でどんな家を建てるべきなのかを考える際、

土地の形状や環境とともに考えなければならない事が、「予算」です。

 

では、あなたが家に使える予算が、税込1,800万円だとしたら、

あなたはどのような選択をされるでしょうか?

 

✔2階建はコスパがいい?

 

多くの住宅会社が、土地の広さや土地の環境に関係なく、

当たり前のように「2階建」を提案します。

2階建の方が、コスパがいいからです。

つまり、あなたが希望するお家の広さを、予算内で最も叶えやすいのが、

寝室や子ども部屋などを2階につくる、いわゆる総2階建の家になるため、その提案が基本となるわけです。

では、1,800万円という予算では、具体的にはどのような2階建の家になるのでしょうか?

「1,800万円総2階建てのお家(想定)」

■1階にはリビング、ダイニング、キッチン

■小さな畳コーナー

■2階には人数分の子ども部屋、広くとった主寝室+本来1階につくるべき納戸

■広くとったベランダ

 

しかし、この家は使いやすいお家となるのでしょうか?

明らかに暮らしの中心となる1階に、部屋も収納も足りないお家になってしまいます。

また、わざわざ2階に上がるのが面倒な子ども達が、自分達の荷物をリビングに置きっぱなしにしてくれます。

1階の生活空間が散らかり、生活感満載の雑然とした家になりやすくなるのが、想像できます。

敷地も余白が多くなり、外構工事にかかる費用も多くかかってきます。

多くの住宅会社が、「平屋は高い」という理由から、

きっと2階建ての家を提案する事でしょう。

平屋が充分に建つ土地であっても、、、

 

しかし、建て方によっては、平屋は高くなるどころか、

むしろコストを抑える事が、可能になります。

もちろん、そのためには、

あなたの頭の中にこびりついている、いろいろな家づくりの既成概念を

一旦リセットしていただかないといけませんねどね。

 

ということで、次回は、、、、

弊社ならこの土地にどんな家を提案するのか?

について、お話しさせていただきたいと思います。

 

 

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