2021.11.19
建てた後で気付くのでは遅いこと
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。太田黑です。
クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、
これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。
皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。
今回のテーマは「建てた後で気付くのでは遅いこと」について。
敷地にゆとりがない場合、上に階を重ねて建てざるを得ないため、
2階建てになってしまうのは仕方ありませんが、
敷地にゆとりがある場合は、よほどの事情がない限りは
「平屋」にすることをオススメしています。
その理由は「平屋」の方が、間違いなく暮らしやすいからです。
また、コストも平屋の方が安いからです。
例えば、2階建て住宅の多くが、洗濯物を2階のベランダで干していますが、
洗濯機が1階にあるお家の場合、この作業の流れは決して効率的であるとは言えません。
まず、洗いとすすぎが終わった水気を含んで重くなった洗濯物を、
2階のベランダまで運ばなくてはいけないのですが、
階段の上下移動も回数を重ねるとなると、なかなかな重労働となります。
(適度ないい運動でもあるとも取れなくはないですが)
また、乾いた洗濯物をたたむ時、2階で1人作業するのはなんだか寂しいし、
小さなお子さんがいる場合、子供を見ながら作業したいこともあって、
わざわざリビングまで下ろしてきてたたむようになるのではないでしょうか。
そして、今度はたたんだ洗濯物をそれぞれの部屋がある2階に再び持って上がる・・
これが、2階建て住宅に住む方の多くが、直面している現実なのでは?と思っているのですが、
もし、あなたがこんな状況になると想像してみたら、少し不安を抱えませんか?
ここ最近は、家事と育児と仕事を両立もしないといけませんからね。
出来ることなら、なるだけ効率的に家事がこなせる住まいにしたいところですよね。
✔アパートやマンションの良さを活かす
アパートやマンションの場合、洗濯物を運ぶ時、水平移動だけで済むし、部屋から手を伸ばせば洗濯物が干せます。
また、部屋から手を伸ばせば洗濯物が取り込めて、たたんだ洗濯物も水平移動だけで片付けることが出来ます。
つまり、一戸建てに比べて洗濯作業の手間がかなり少ないのが、
アパートやマンションなのですが、家を建てる時には、このメリットを活かない理由はありませんよね?
洗濯物を、いかに、干しやすくするか?
いかに、取り込みやすくするか?
いかに、片付けやすくするか?
そして、いかに時間や人目を気にせず洗濯物を干しておくことができ、かつ洗濯の一連の作業をすることが出来るか?
この工夫によってカット出来る時間は、一日のうちのわずか10分ぐらいかもしれませんが、しかし、時間的な負担よりも心理的な負担を大幅に軽減出来るのではないでしょうか?
また、足腰が悪くなってしまった時のことを考えると、
階段の上下移動がないことは、洗濯に限らず、掃除や維持管理面でも、非常に助かるのではないでしょうか?
ということで、敷地に充分なゆとりがあるのなら、
躊躇せず「平屋」を建てるようにしてください。
そして、敷地にゆとりがなく仕方なく2階建てにせざるを得ない場合でも、
この洗濯作業の流れをよく考えた間取りづくりをしていただければと思います。
時間のゆとりも、心のゆとりも、きっと変わっていくことでしょう!