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2022.02.10

どんな土地でもいい家は建つ!?

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。太田黑です。

クレストホームの新しく導入した、「SIMPLE NOTE」という家づくりの考え方を、

これからお家を建てようとお考えの皆さんに是非知ってもらいたい「後悔したくない家づくり」をする為の新常識をどんどんお伝えしていこうと思います。

皆さまのお役に立てれたら幸いですので、是非ご覧ください。

前回のブログはこちらからご覧いただけます。

家の基本的な考え方

今回は、土地選びについてお話ししたいと思います。

例えば、以下の2つの選択肢があった場合、

あなたはどちらを選ばれますか?

 

①親が所有している土地

そこに家を建てれば土地代は必要なくなるが、

土地が狭く、かつ南に隣接して家が建っており、どう考えても日当たりが悪い。

 

②住みたいと思っている地域で土地を買う

少なくとも1000万円以上は予算が上がってしまい、

毎月の返済が3万円以上違ってくる。

 

さて、いかがでしょう?

もちろん、この選択は、あなたの年齢や収入、

自己資金の加減によって違ってくるものなので、

正解があるものではないのですが、、、

個人的な意見を申し上げますと、

「わざわざ新たに土地を買う必要はない」と思っています。

 

たとえ、その土地が

日当たりが悪かったとしても、、、です。

 

例えば、、、

間口は広いものの奥行きが浅い約35坪の北向きの土地があるとします。

南側には隣接して2階建ての家が建っているとしましょう。

 

冬の午後にこの土地を見ると、この土地は南の建物によって、敷地の多くが日陰となっています。

 

それゆえ、パッと見た瞬間、全く日が当たらない最悪の土地であると感じ、

検討の土台にすら乗らないかもしれません。

 

この土地の場合、リビングを家の一番南に配置しても、

全く意味がないことはお分かりいただけると思います。

 

であれば、そういう配置をしなければいいだけなのですが、

なぜか、多くの方がその選択だけは絶対にしません。

 

そして、日当たりが悪い土地を避け、

日当たりが良い土地を買おうとする。

そして、日当たりが良い土地で、家の南にリビングを配置したら一体どうなるか?

想像してみたことはありますか?

 

まず、家の中が丸見えになります。

明るさを取り入れたいけど、丸見えの状態では、生活できません。

そうすると、必然的にカーテンが閉まったままの家になりますよね。

結果、家の中が薄暗く、照明なしでは暮らせなくなります。

 

また、台風や防犯に備えてシャッターも必要になるし、

プライバシーと防犯を担保するために、塀や目隠しや植栽などにも多額の費用が必要になります。

 

つまり、土地代が余分にかかるだけじゃなく、

家や外構にかかるコストも割高になってしまいます。

想い描いていた開放的で、明るい暮らしとは程遠い、

自然光の明るさを取り入れる事ができない、閉鎖された暮らしを手に入れ、

そこに毎月の負担額が増える事になります。

 

考えるべきは、この土地をどう活かすか?

 

わずか35坪で車を2台停められるように

家を建てようとすればそこに建つ家は必然的に2階建てとなるのですが、

明るさ、開放感、プライバシー、防犯はもちろん、

洗濯、片付け、掃除などの家事のしやすさにも、十分に配慮しなければいけません。

 

リビングが散らかりにくくなるにはどうすればいいのか?

洗濯物を干しに行く動線と取り込む動線、

そして、洗濯物をたたむスペースと、それらを片付ける動線をいかに効率的に出来るか?

 

また、家づくりはイニシャルコストだけじゃなく、ランングコストも同時に考えなければなりません。

 

生涯払い続けることになる電気代や定期的な壁の塗りかえ費用、

部屋不足を補うための無駄な増築などです。

これらのコストが高くなれば、必然的に負担が上がってしまいますからね。

 

ということで次回は、、、

このような狭小地で、かつ日当たりが悪い土地では、

どのように間取りを考えるべきかについて、

お伝えさせていただきたいと思います。

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